独立して仕事をするために資格が必要な場合があります。そのような仕事の代表的なものとして、
弁護士や税理士などの法律専門家という仕事があります。法律専門家という仕事は、資格がない
とそもそもその業務ができません。
またこのような法律専門家に限らず、さまざまな職業で資格が必要な場合があります。そして資格
の難易度もさまざまです。
現在は競争社会ですから、他人より秀でていなければ、リストラのターゲットにされたりと安定した
生活を送られるとは限りません。また独立をすればご自分の実力を上げていかなければ食っていけ
ないという厳しい現実もあります。
このように厳しい時代だからこそ自己啓発は必要です。資格を有して独立をするならもちろんのこと、
そうでなくとも自己啓発の一環として資格試験の勉強をすることはいいのではないでしょうか。
取得した資格が仕事に役立つのなら一石二鳥で非常に合理的でいいですよね。中高年の場合これ
から独立しようとする人はどっしり勉強するという余裕は時間的にも、金銭的にもないことが多いので
はないでしょうか。
だとすれば資格取得はできるかぎり仕事に直結するものを選ぶのがいいのではないでしょうか。時間
が限られているわけですから、ゆっくりはしてられないのです。
どのような資格が実際に独立した場合に役立つかは、仕事の内容にもよりますから一概には言えま
せん。ただ、もしあなたがマネジメントの経験がないのなら経営に関する資格は有益だと思います。
なぜなら独立すれば経営の知識はかならず必要だといえるからです。
また、独立すると財務や会計に関する知識は持っていたほうがいいでしょう。数字を見て経営状態
を判断する能力は独立すればぜひ身につけたい能力だといえるでしょう。そういった意味では、
中小企業診断士や簿記検定などがおすすめの資格ですね。